コロナ禍の今、みなさんの業界は先行きが明るいでしょうか?
これにYesの人は、おそらく限られた業種の人だと思います。おそらく、ほとんどの人が、先行き不透明、会社に少し緊張感が出てきていると感じていることでしょう。
以前、私のブログ(note)にこういう記事を書きました。
いずれも、話の土台は現政権の中小企業淘汰政策。
日本の生産性の低さは中小企業にある、ということで、1/3を減らして他社にM&Aさせるという強引なものです。
中小企業M&A(スモールM&A)の目標数値は、年間6万件。現状の15倍にもなり、平たく言うと「できるかい!」というレベルです。
しかし、政府の政策以前に、コロナ禍で加速した産業構造の転換は、否応なく中小企業、特にレガシー産業(需要が減っている古い産業)を直撃しています。最先端科学分野を除けば、産業の成長分野は、ほぼITしか残っていないといってもいいでしょう。
そんな中で、M&Aを増やさないと失業者が激増することは、たやすく想像できます。政府としては、何としてもそれを避けたいのは当然です。
おそらく、コロナ融資などの制度を再開することはなく、逆に貸し剥がしなども事例も増えてくるでしょう。先日、経済再生大臣が、「言うことを聞かない飲食店に対して、金融機関を通じて圧力をかける」旨の発言をし、大炎上しましたが、ああいう方向性なんだろうと思います。
そんな時代を生き残るには、ITとM&Aしかありません。
ITは、言うまでもありません。どんな業界でも、一次産業でも二次産業でも、上りのエスカレーターに乗るためには、業務の一部にITを取り入れることは必須です。
そして、M&A。更なる成長のために、ITに強い会社を買い取る。またはそのような会社に買い取ってもらう。あるいは、将来のために今の会社を売却する。いろんなケースがありますが、次世代にバトンを渡すためには、M&Aが非常に有力且つ戦略的な方法なのです。
これが、当社がこの2つを主力事業にしている理由です。IT(マーケティングDX)にしても、M&Aにしても、当社のクライアントには、必ず上りのエスカレーターに乗っていただきます。