中小企業の業務は「内部人材」で加速する
これまで長年に渡って、小規模~大企業のコンサルティングを手掛けてきました。
その中で、ひとつ確信していることがあります。それは「外部人材(コンサルタント)では業務推進に限界がある」ということです。
当社が手掛けるのは、M&AとIT関連のコンサルティングですが、いずれも外部よりも内部人材で行う方が、そのスピードと成功確率は格段に上がります。
考えてみれば、それは当然に思われるかもしれませんが、ではなぜそれができないのかと言うと、それぞれどのようなスキルを持った人材が必要なのか、その人材を育てるには何が必要なのか、中小企業はそれらがわからないからです。
当社は、その課題を解決するために、当社が専門とするM&A(買い手企業)とIT(特にEC販売)業務に、「内部人材(顧問)」として一定期間参画し、業務を強力に推進するとともに、内部人材の育成も請け負う『顧問s(コモンズ)』を立ち上げました。
顧問s(コモンズ)で提供する、3つの『脱』
1.脱・成功報酬制(買い手企業対象のM&A顧問)
従来のアドバイザー契約(業務委託契約)ではなく、貴社と一定期間の顧問契約を行います。
その際、M&Aの成功確率(成約後の事業成功確率)を下げる要因である「成功報酬制」を廃止し、月額費用(リテーナーフィー)のみで、貴社のM&A(成長戦略)をサポートします。
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2.脱・経営者保証(企業価値向上顧問)
M&Aの大きなネックになり、経営者を最後まで苦しめるのが、この「経営者保証」(企業借入の経営者個人による連帯保証)です。M&A後のトラブルも、突き詰めるとこの経営者保証に行き着くことがほとんどです。
当社のミッションでもある、経営者の「幸せな出口」のためには、この経営者保証を取り外すことは必須です。そのために必要なのは、ひとことで言うと企業価値を上げることです。
企業の財務状況によって、それに必要な期間は変わってきますが、当社が顧問として経営者保証を外す(少なくともその目途が立つ)まで、貴社に伴走します。
3.脱・楽天市場(EC顧問)
EC事業を成長させるために必要なのは、ECサイト制作やマーケティング知識だけではありません。企業カルチャーを発信する広報、受発注管理、商品管理、梱包、出荷などの後方作業と、社内の様々な役割が連携して進めていく必要があります。
小規模ECの場合は、それらを2~3人で掛け持ちする場合が多いですが、いずれにしても複数の役割が嚙み合った状態にならないと、ECは成長しません。
M&A同様、内部人材でないと上手く成長しない理由はここにあります。
EC顧問で目指すのは、脱・楽天市場です。
これは楽天市場だけを指しているわけではなく、他のECプラットフォームも同様です(楽天が日本を代表するプラットフォームなので、こう表現しています)。そこからの脱却が必要なのは、ECのコアバリューが顧客リストだからです。
ここは多くの事業者が見落としがちなのですが、ECプラットフォームで集客した顧客リストは、その提供企業(楽天市場なら楽天)のものです。顧客にメールを送るのは有料。メールに外部リンクの記載(プラットフォーム以外への誘導)はできない。リストをダウンロードできない。そして、プラットフォームを解約したら、これまで集客してきた顧客情報をすべて失う。これが、プラットフォームの現実です。
EC事業に価値がつくのは、同じプラットフォーム間での売買の場合のみです。そのプラットフォームを外れると、顧客リストがゼロになるからです。これでは、いくらECで売り上げを上げても、真の企業価値とは言えません。
解決策は、コンセプトを明確にして、ニッチトップを目指す自社ECです。この集客は、プラットフォームを使うよりも難しいとされますが、時間をかけて育てるだけの価値は十分にあります。
(詳細ページは後日公開します)
プロフェッショナルチーム
法務、財務、ECマーケティング等、顧問sを支える専門家メンバーです。
(詳細ページは後日公開します)